Theremin テルミン

古典的電子楽器であるテルミンを製作しました. この楽器の名称は,ロシアの科学者の名前からつけられています. 原理は,2つの発振器からの信号を混合させることにより,可聴周波数を 得るものです. 一方の発振器を固定にし,もう片方の発振器を人体の影響に よって周波数を変化させるような回路にすることで,楽器となります. 音量の調整は発振器からの信号を検波し,得られた電圧で 減衰率を変化させてます. テルミン氏に敬意を表すなら,真空管で作るところですが,今回は半導体で 製作してみました. 発振器,アンプ部分は,ごく一般的な部品を使っています. 混合回路は,贅沢にバランスドミキサーを使用しました. 歪みの少ない音になり,ちょっとおとなしい音色です. アンテナの距離と音程の関係は不自然で,演奏するには不向きです. 音をとらえながらであれば,何曲かは演奏できました.. Theremin 回路図 連絡先: jimcom123@hotmail.com JimCom COPYRIGHT 1996,97 JimCom このサイト内の画像・図面等の情報を無断で使用する事を禁じます.

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