FM多重文字放送デコーダー

NHKエンジニアリングが開発したDARC方式の多重文字放送を 受信するためのアダプタを学校での実習として製作してみた. 表示端末としてPalm OSを搭載したVISORを利用した. VISORを使った理由は,拡張コネクタSpringBoardがあったこと. さらにこの端子はCPUバスが直接出ていて,ハード設計が簡単だったこと. ソフト開発もフリーソフトで可能だったことなどがあげられる.

評価基板 標準DIP基板で製作してみたところ,結構大きなサイズになってしまった.

小型化しVisorにマウントした. このサイズなら,なんとか持ち歩けそうだ. 内部写真 内部写真1 ケースにマウントした内部写真 ベタグランドの穴あき基板を使って,ラジオ部分を製作した後, あいた空間にDARCデコーダ部分を無理やり組み込んだ. デジタル・アナロググランドの分離,EMI-Filによるノイズ対策を施してある. 写真は展示用に外部アンテナを使用するため,ケーブルが出ているが, 最終的にはイヤホーンがアンテナの役目を果たす.(回路実装済)

受信画面 ソフトは学生達が担当.インターフェースコントロール,パケットデータの組み変え, 文字コードの変換など苦労してくれた.

文字デコード部 回路図 FMラジオ部 回路図

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