フィールド分離アダプタ
衛星受信がまだ普及していなかった頃に作った サテライトチューナ用アダプタです. インテルサットで2重画像(奇数フィールドと 偶数フィールドに別の画像を加重した信号)を 元の映像信号に戻すアダプタです. (写真下の装置,写真上はチューナ) フィールド分離アダプタの回路図 (108KByte) 今ではデジタル伝送が主体になってきて,この様な伝送方式は 欠点が多く作ってもあまり実用になりませんが,今でも インテルサットのCバンドでは利用されています. 原理はデジタル変換されたビデオ信号をメモリに蓄え,目的のフィールドの補完を行います. 補完されたデジタル信号は,もう一度アナログ信号に戻りビデオ信号になります. メモリロジックを工夫して画像がフリーズする機能もつけました. 設計のポイントは衛星の微弱な信号で同期検出とフィールド判定が正確に行えることでした. 検討した結果,PLL方式の同期検出が最もよい成績だったのでJRCのNJM2229を使っています. フィールド検出はロジックで組んであります. アナログ回路とデジタル回路は別基板に組み込みました. 今ならロジックアレイを使えばコンパクトに作れるでしょう. 連絡先: jimcom123@hotmail.com JimCom COPYRIGHT 1996,97 JimCom このサイト内の画像・図面等の情報を無断で使用する事を禁じます.
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