ノスタルジア追想の旅 旅行記

8月12日(月) パリからフィレンツェまでの鉄道の旅.

今朝も早起きして,急いでチェックアウトの準備をする. 7時に食事をして,ホテルをでる. 今日は8時4分発TGVに乗ってイタリアへ移動するのだ. メトロ経由でリヨン駅へ行こうとするがピラミッド駅構内で迷ってしまう. 電車の発車時間が迫っているので,慌てて地上に戻りタクシーをさがした. 運良く観光バスの日本人ガイドに乗り場を教えてもらいタクシーに乗った. 7時50分頃にリヨン駅に到着した.時間に間に合ってホッとした. TGVの1等車に乗り込んで発車を待った.隣の席には日本人らしき女性.斜め前には タジキスタンの女性,前の席にはアメリカ人夫婦と国際列車を実感させられた. 発車後,外の風景はやはり落書きが目立つ.と思っているうちに建物が なくなり,草原が視界いっぱいに入ってきた. デジカメを取り出し,撮影を始めた.動きながらの撮影は大変だったが なんとか見栄えのいい写真が何枚か撮れた. TGVは大きな湖(名称不明)を通過し,スイス近くを通った. 外に見える山々には雪が積もっていた. 景色を見ていると建物の作りが変わった. たぶん国境を越えたのだろう.文化圏の違いを建物で実感した. そして国境を越えたというのに,パスポートのチェックを受けることはなかった. EU内では自由な移動ができるようだ. そうしているうちにイタリアのミラノ駅に到着. 時計は15時になっていた. 次に乗る電車は16時発ユーロスター. それまでに昼食を駅構内のカフェで食べることにした. さすがミラノ駅は国際駅である.多種多様な人々でいっぱいで 何となくゴミゴミした感じであった. 時間が迫ってきたので,ユーロスターに乗り込む. 座席はTGVよりゆったりした感じであった. ミラノからフィレンッエまではおよそ3時間. 到着まで景色を楽しむ. フィレンッエ駅にからは,タクシーで狭い石畳の道を走り, ベッキオ橋近くのホテル・デッラ・シニョーリアへ到着. ベッキオ橋にはあるいて1分という便利のいいホテルだ. 外の人通りは多く,日本人も多かった. 近くのレストランで夕食を食べ,お風呂に入る. お風呂でゆっくりしていると,窓の下からバイオリンとチェロの 生演奏が聴こえてきた.ストリートで弾いているようだ. 何か優雅な気分で風呂からあがり,眠りについた.

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